由緒ある鉱泉地。  


明治時代、当地には冷鉱泉が湧き「壽(ことぶき)の湯」として地域の方々に親しまれていたと言われています。

秋葉温泉は、当時とはまったく別の泉脈まで掘り進め、2001年に堀削された新しい温泉です。
地下1,000M〜1,200Mから湧出する温泉は地層年代で言うところの新生代第三紀中新世(160〜6500万年前)にあたり、およそ450万年前の化石海水を主成分とした各種ミネラルを含有した成分豊富な湯です。
このことは肌に吸い付くようなとろりとした感触とお肌がツルツルになる効果から実感いただけると思います。
  個性的な泉質による美肌効果をあなたの肌で感じてください。  


源泉は薄緑色で、しょっぱい味がします。他の湯では物足りなく感じるほど独特で豊かな浴感が楽しめます。また、炭酸水素イオンを多く含むため、肌のキメが整いツルツルになります。
さらに、塩化物ナトリウム(塩分)が多く含まれているため、この成分が皮膚をコーティングするので、体がよく温まり、なおかつ冷めにくいといった特徴(のぼせに注意)やアトピーや皮膚病等に対する効果、神経痛や関節炎に効果があります。まれにぴりぴり感を感じるのは塩分によるものです。
高濃度成分な湯であるので、当温泉の個性的なかおりが気になる方は上がり湯を掛けた方が良いでしょう。この場合も保温効果は持続します。 
また、浴槽によって色調が若干異なって見えることがありますが、源泉は一種類のみです。
各浴槽内には、それぞれ異なる石を貼っており、その石の色と差し込む光線によって湯の色調が左右されるようです。女子の内湯はドーム天井のエメラルドグリーンが映り込むので、光線の具合によって微妙に変化します。
  ぬるめのお湯がポイントです。

メディテーションバスは、欧州視察で訪れたスイスアルプスの山里にあるフェルゼンテルメという温泉施設からヒントを得ました。
使用している湯は温泉ではなく白湯で、湯温をぬるく設定していることで自律神経の副交感神経に作用します。
さらに、ヒーリング音楽もこれらを促進します。内湯や露天風呂に使用している熱めの温泉は交感神経刺激による効果があるのに対し、こちらでは体はリラックスした状態になり胃腸の働きを活発にします。
また身体は芯から温まりますので心拍数と血圧はゆっくりと上がり、新陳代謝と発汗もゆっくりと促進します。

このように、秋葉温泉 花水では、温泉含有物による効果、温熱による効果、水圧による効果、浮力による効果、弱アルカリ性による皮膚の乳化清浄作用がございますが、これらをきちんと享受するためにも、無理な入浴は避け、気持ちよく入るようにしましょう。



(左下)壽の湯の様子
  建物右側で入浴し、中央部で休憩している様子が描かれている。
(右下)煮坪の様子



壽の湯の泉質成分表
(現存する木製原版より版刷り)




源泉掘削時の模様






フェルゼンテルメ
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